職場でミスを騒ぐ人に悩んでいる方へ。特徴と心理、対処方を紹介します！
職場でミスを大げさに騒がれた経験はありませんか？
周りの人にまで自分のミスを知られてしまい、恥ずかしい思いや、悔しい思いをしたはずです。
ミスを必要以上に騒ぐ人は、どのような心理でそのような行動を取るのでしょうか。
上手に対処するためにはどうすればよいのでしょうか。
目次
ミスを騒ぐ人の4つの特徴
ミスを騒ぐ人達には共通した特徴があります。
まずは、よく見られる特徴を4つ紹介します。
目立たがり屋
職場のミスは、管理職から平社員まで多くの人が関心を持っている事柄です。
そのため、ミスをみんなの前で指摘するとで、注目を浴びようとする人もいます。
ミスを騒ぐ人の特徴として、目立たがり屋ということがあげられます。
小学生のようなどうしようもない理由ですが、周りに存在をアピールするために、ミスを騒ぐのです。
暇をしている
人のミスをいちいち周りに言いふらしている人は、暇人と言えます。
忙しい人ならば、気にする余裕もないか、次にミスが起こらないように解決策を考え始めます。
ミスを騒いだ所で仕事の効率は上がりませんし、職場の雰囲気が悪くなってしまうだけです。
大した仕事をしておらず、職場全体のことを考えていない人ほど、人のミスについてあれこれ口を出してくるものです。
精神的にもろい
いつもミスを指摘している人が、自らのミスを責められたらどうなるのでしょうか？
多くの人は、精神的にダメージを負ってしまい、元気を無くしてしまうでしょう。
ミスを騒ぐ人には精神的にもろい、という特徴があります。
人のミスは大げさに周りに言いふらすのに、自分がされるとまるで悲劇が起きたように振る舞い、大問題に発展させます。
自分より目上にはおとなしい
ミスを大げさに指摘する人がターゲットにするのは、自分より下の立場の人に限定されています。
自分より目上の人のミスは、誰よりも寛容と言ってもいいぐらいでしょう。
「人間だれにだって失敗はありますよ！」
というように、普段の発言が何だったのか問いただしたくなるような言動さえ取ります。
ミスを騒ぐ人は、上司や役職持ちにはおとなしかったり、媚びを売るのが得意です。
ミスを騒ぐ人の心理とは？
ここまで、ミスを騒ぐ人の特徴を紹介してきました。
あなたの職場のミスを大げさに指摘する人にも、見られる特徴があったのではないでしょうか。
どのような心理でこのような行動をとるのか、ここからは紹介していきます。
優越感に浸りたい
「他人のミスは蜜の味」という言葉のとおり、ミスを騒ぐ人にとって他人が失敗することは嬉しい出来事なのです。
人がミスをすれば、ミスをしていない自分は優秀に感じられます。
そのため、みんなと人がミスをした情報を共有することで、優越感に浸っていたいという心理からミスを言いふらすのです。
自分が気分が良くなりたい欲求のために、人のミスを指摘している迷惑な人と言うこともできます。
自分のミスの言い訳にしたい
人が失敗をしたとき、どこか安心したような感覚に陥った経験はないでしょうか。
誰かが失敗すれば、自分のしている仕事がそれだけ難しいと証明されたようなものです。
人の失敗を言いふらす人には、自分がミスをしたときに責められたくないという心理があります。
他人の失敗をみんなに知らせることで
「難易度が高い仕事をしているのだから、自分もミスをしてもしょうがない。」
そう主張したいのです。
上司に認められたい
日中外出をすることが多い上司には、普段部下の職場での様子はなかなか分からないものです。
そのため、部下の仕事振りを報告をしてくれる存在は助かります。
ミスを騒ぐ人はそんな上司に、同僚の失敗という有用な情報を提供して、認められたいという心理があります。
この心理でミスを報告する人は、普段から上司に媚びて信頼を勝ち取っているので、上司は大げさに騒ぐ人の言い分を聞いてしまいます。
相手のことが嫌い
最後に紹介する理由は、単純にミスを指摘する相手のことが嫌いなためです。
ミスを騒ぎ立てれば相手の評価は落ちますし、恥ずかしい思いをさせることもできます。
自分だけ細かい失敗でも大げさに反応される場合は、あなたを貶めたいという悪意がある可能性が高いです。
何かしらの言動で気分を悪くし、ミスを騒いで職場から排除しようとして行動しています。
ミスを騒ぐ人への対処法
ここまで、ミスを騒ぐ人の特徴と心理を紹介してきました。
建設的な人が失敗を指摘する目的として
・相手の成長を思って悪いところを直させる
・次もミスが起こらないように、改善点を見つける
という目的があります。
ミスをいたずらに騒ぐ人にはこのような目的がなく、ただ自尊心や相手を辱めてやろうという意思しかありません。
それを踏まえて、ミスを騒ぐ人への対処法を考えていきましょう。
関わらないようにするのが一番の解決策
ミスを騒ぐ人の目的は自分勝手なものです。
そんな人たちと付き合っていても何一つ良いことはありません。
そのため、接触する機会を減らし、極力関わらないようにするのが一番の解決策と言えます。
話す機会を減らし、要件はメールで済ませてしまいしょう。
何か言われても「分かりました。気をつけます。」と感情を殺して、機械的に返事だけをするのもおすすめです。
職場での関係性が薄いのなら、話さないようにしてしまいましょう。
どうしても関わらなければいけないときの解決策
ミスを騒ぐ人には関わらないようにするのが、一番楽で効果がある対策です。
しかし、教育係の先輩であったり、仕事で頻繁に絡む同僚の場合は、関わらないという訳にはいかないでしょう。
そんなときの対処法を紹介します。
上司に相談する
職場で自分の力で解決できない困ったことがあったら、上司に相談するのが正当な対処法と言えます。
上司に相談するときは、冷静に状況を伝えることがポイントです。
「ミスをみんなの前で騒ぎ立てる○○さんは、職場の雰囲気を悪くしています。」
といように、相手を自分の主観で避難しても上司には理解してもらえないでしょう。
・どんなミスで、どのように騒ぎ立てられたか
・今後も続くとどのような悪影響があるか
ということを具体的に、客観的な事実で説明すると上司も動きやすくなります。
反面教師にする
いくらミスを騒がれて相手に腹が立ってしまっても、やり返してはいけません。
ミスを大げさに騒ぐ様子は、客観的にみると滑稽に見えます。
周りから白い目で見られてしまい、あなたの評価を下げてしまいます。
いつもミスを指摘する人が失敗した場合は、反面教師にしてこちらは、丁寧に対応しましょう。
「ミスは誰にでもありますから。お互い様です。」
というように、ミスを寛容な心で許してあげると、相手はバツが悪くなり態度が変わることもあります。
転職する
上司に相談したり、真摯に対応しても相手の態度が変わらないときは転職をすることをおすすめします。
大げさにミスを騒ぐような自分勝手な人と、毎日接するのは大きなストレスになります。
また、そんな人の存在を許している上司や会社は、従業員のことを考えていません。
職場を変えてしまい、人間関係をリセットすることで、手っ取り早くストレスから解放されるでしょう。
人の気持ちは伝染する
社会人が働く理由として「お金を稼ぐため」という目的があるでしょう。
しかし平日の大半を過ごす職場では、お金の他に「一緒に働く人」も重要になります。
長時間一緒に働いていれば、少なからず同僚から影響を受けます。
困ったときは、自然と手を差し伸べてくれる人と一緒に働くと、自然と自分も周りを助ける動きができるようになります。
反対に、ミスを騒ぐような人と長い期間一緒に働くとその癖が、自分にも移る危険性があります。
そうでなくても、ミスをわざわざみんなに言いふらす人と働いていると、ストレスからプライベートにまで影響が出てしまいます。
幸せな人生を歩むためにも、一緒に働く人達はよく選ぶことをおすすめします。
転職を考えているのならばエージェントを利用しましょう。
今の自分の状況を客観的に見てもらえるので、今後のキャリアの参考になるはずです。