仕事ができないのに偉そうな人の5つの心理と4つの対処法

いつも上から目線で、自分や同僚の仕事を偉そうに批判してくる人には、イライラしてしまいます。

そういった人に限って、自分は仕事ができないので、一層ムカついてしまう原因になります。

どうして、仕事ができないのに偉そうな態度を取るのか不思議ですよね。

そのような人達に、どのように接していけば、ストレスを減らしていけるのでしょうか。

この記事ではそんな疑問について、解説していきます。

仕事ができない人に限って偉そうにする理由

仕事ができないのに偉そうな態度をするのは、理解しがたいですよね。

まずは、仕事ができない人に限って偉そうにする理由について見ていきましょう。

虚勢を張る必要がある

仕事ができる人は、偉そうにする必要がありません。

なぜなら、仕事の成果で自然とみんなから尊敬を集めることができるからです。

仕事ができない人は、周りから見下されてしまいがちです。

そのため、虚勢を張って、みんなに「俺は仕事ができるんだ。」とアピールをしなければならないのです。

偉そうにしている人は成長しない

プライドが高く、みんなの仕事をあーだこーだ言っているだけの人は成長しません。

どんな仕事でも、成長するためには挑戦をして失敗を繰り返しながら、成功へと向かっていかなければなりません。

偉そうに批評をしているだけでは、偉くなったような気がするだけで仕事はできないままです。

結果、批判は一人前にできでも、実務になると役に立たない人間が出来上がるのです。

仕事ができないのに偉そうな人の5つの心理

仕事ができないのに偉そうにする人は、プライドが高く見栄を張る傾向にあります。

そういった行動は、どのような考えからくるのでしょうか?

周りから認められたい

人間は誰もが、みんなから尊敬されたい、認められたい、という承認欲求を持っています。

仕事ができないのに偉そうにする人は、その承認欲求が人より強いのです。

しかし、職場で仕事ができない人間が周りから認められるのは難しいことです。

「仕事ができないのに承認欲求を満たしたい。」

矛盾したような欲求を、偉そうな態度をとることで満たそうとしているのです。

自分さえ良ければいい

人に対して横柄な態度をとるのは、自分のことしか考えていないことが原因の人もいます。

・給料さえ貰えれば何を言われようと関係ない

・自分の負担をできる限り減らして早く帰りたい

こういった自分勝手な考えから、職場の人に対するリスペクトがありません。

「仕事ができる、できない。」といった事はどうでもよく、偉そうな態度を取ることで、仕事を振られないことに徹しているのです。

年齢や役職で勘違いしている

自分のことを客観的に観ることができず、仕事ができる人だと勘違いしている人も中にはいます。

年齢や能力が上がり、周りの人を使えるようになると一人で仕事をするより成果は出しやすくなります。

偉そうな人は、それをすべて自分の手柄だと思っているため、自分は仕事ができると勘違いしていまいます。

特に、しっかりしている部下を持っている上司はこの勘違いをしやすく、たいして指導をしていない部下の実績も、自分の成果のように考えています。

周りからの評価を全く気にしない

仕事ができなければ、少なからず自分の悪評は耳にするはずです。

しかし世の中には、周りからの評価を全く気にしないで、自分は仕事ができると思い込む人がいます。

このタイプの人々は自分が大好きなナルシストです。

理屈ではなく、本能レベルで自分は人より優れていると思い込んでいます。

いくら成果が出てなくても、仕事ができると勘違いをし、偉そうな態度を取るのです。

コンプレックスを持っている

偉そうにしている人の中には

・自分が仕事ができると勘違いしている人

・他の人の方が能力が高いと薄々気付いている人

この両方がいます。

後者の人が偉そうにするのは、自分の能力にコンプレックスを持っているためです。

本当は自分の能力が大したことがないことを、周囲に知られたくありませんし、自分でも認めたくありません。

他人に対して威張ることで、自分のコンプレックスを振り払おうとしているのです。

仕事ができないのに偉そうにしている人は哀れな人

結論として、見栄っ張りであったり、自分勝手な性格から仕事ができないのに偉そうな態度を取ります。

考えてみてください、仕事ができない上に性格に問題がある人は、今後職場でどうなっていくのでしょうか?

みんなから疎まれ、陰口を言われ、やがて誰からもまともに相手にされなくなるでしょう。

仕事ができないのに、偉そうな人の末路は悲惨なものです。

哀れな人だと思い、そっと見守っておくことも一つの対処方法とも言えます。

仕事ができないのに偉そうな人へ4つの対処方法

偉そうな人が、ほかの部署の上司や先輩など関わりが薄い人ならば、見守っているだけで良いでしょう。

しかし、自分の上司であったり仕事でよく絡む人ならば、そうはいきません。

ここからは、そんな人達への対処法を紹介します。

できるだけ関わらないようにする

仕事ができないのに偉そうにしている人は、哀れで滑稽な人です。

しかし、くだらない理由でも、上司や先輩に指摘されたことをすべてを無視することはできません。

そのストレスから解放されるためには、そもそも指摘をされないために、関わる回数を減らすことを目指す必要があります。

関わる回数を減らすためには、偉そうな態度を取られても、淡々と対応することがポイントとなります。

「こいつはマウントや、権力争いに興味がないな。」

と思わせることができれば、偉そうな態度を取る意味はなくなり、次第に話しかけられなくなるでしょう。

とりあえず褒めておく

相手がお喋りな人の場合、薄いリアクションをしてもしつこく話しかけてくることもあります。

そんな人達には、とりあえず褒めておくと相手は喜び、偉そうな態度やマウント行為は少なくなってきます。

偉そうな人の持つ、強い承認欲求を満たして上げれば良いのです。

「さすがですね。」「やっぱり、すごいですね。」

というような、簡単な褒め言葉でも相手は喜んでくれるものです。

あえて助けない

偉そうにしている人が、仕事で失敗したり、悩んでいたりすると目に見えて不機嫌になります。

見ていて不愉快ですし、周りにも嫌な雰囲気を撒き散らすので、そうならないようにフォローする人もいるでしょう。

しかし、あえて偉そうな人を助けないことで、その態度を改善させることもできます。

誰も助けなければ、自分が仕事ができないということが、自身にも周りにも良く分かります。

自分が仕事ができると勘違いしている人には、特に有効な方法です。

転職をする

仕事ができないのに偉そうな人に、我慢ができない場合はどうすればよいのでしょうか?

「指示に従わない。」などの反抗的な態度を取ることや、「あなたは仕事ができない。」とズバリ言うことはおすすめしません。

仕事ができないのに偉そうな人の性格は、ネジ曲がっているので、報復として陰湿な嫌がらせを受けるだけです。

それよりは、そんな迷惑な人を放置している会社を、こちらから見限る方が手っ取り早いでしょう。

転職をして環境を変えてしまった方が、問題はスッキリと解決します。

上司や先輩を変える努力をするべきでない

仕事ができないのに偉そうなにする困った人は自分より、先輩であったり上の役職のである場合が多いです。

そのため、腹が立ったり、職場のみんなのためと思って何か意見をしても上手くいかないでしょう。

会社という組織では、指導するべき人には、そういった役割を与えられています。

その立場でない人が、相手の言動を変えようと思っても、相手は聞き入れません。

それどころか、立場を分かっていない人として逆に怒られる可能性もあるので、上司や先輩を変える努力はするべきではないのです。

受け流しつつ変わるのを待つのが良策

現実的にできることは、偉そうな態度を受け流しつつ、上司や先輩が変わってくれるのを待つしかありません。

受け答えを工夫したり、ときにはおだててみたりして、のらりくらりとやり過ごしましょう。

成果出せない人を、いつもまでも放置する会社はそうはありません。

いつか、偉そうな態度を改めざるを得ない時が、やってくるでしょう。

会社を信じられるのであれば、その時が来るまで、偉そうな人へは我慢しつつ、対応をしましょう。

仕事ができないのに偉そうにしている人を、いつまでも対処しない会社であれば、働き続ける価値はないと判断して良いと思います。

その場合は、働く環境を変えて、心機一転心晴れやかに別の職場で働きましょう。

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